大会初優勝を目指すシフィオンテクがキーズを退け2年連続決勝進出「準備はできている」 [マドリッド・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTA1000/スペイン・マドリッド/4月25日~5月7日/賞金総額877万480ドル/クレーコート)の女子シングルス準決勝で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第18シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を6-1 6-3で退け大会初優勝に王手をかけた。

 立ち上がりから3ゲームを連取して好スタートを切ったシフィオンテクは1ゲームしか落とさず第1セットを先取し、第2セットで相手のサービスゲームを2度破って1時間10分で快勝した。

「かなりクリーンなパフォーマンスができたし、本当に安定したテニスができた。すべてにおいて満足している」とシフィオンテクは試合後にコメントした。

 フレンチ・オープンで3度栄冠に輝くなどクレーコートを得意としているシフィオンテクだが、ヨーロッパで開催される主要なクレーコート大会(今年からWTA500に昇格したストラスブールは除く)の中でマドリッドだけはタイトルを獲っていない。昨年は初めて決勝に進出したが、アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)に3-6 6-4 3-6で敗れていた。

 シフィオンテクは2年連続となる決勝で、第4シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)を1-6 7-5 7-6(5)で破って勝ち上がった第2シードのサバレンカとふたたび対戦する。シフィオンテクが決勝に進出したのは今季3度目となるが、2月のドーハと3月のインディアンウェルズではいずれも勝っている。

 自分の試合が終わった時点で相手はまだ決まっていなかったが、シフィオンテクは「トップ選手と決勝を戦うことができてうれしい。それは一貫性を示している。どちらが相手でも間違いなくチャレンジになるし、厳しい試合になるでしょうね」と次戦を見据えた。

「準備はできているし、自分自身に集中するわ。どうなるかしら」

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写真◎Getty Images

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