西岡良仁は2回戦でフルカチュに逆転負け、コート外にボールを打ち込む愚行でポイントペナルティ&ゲームペナルティを受ける場面も [シンシナティ・オープン]

写真は西岡良仁(ミキハウス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「シンシナティ・オープン」(ATP1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月12~19日/賞金総額790万9030ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、西岡良仁(ミキハウス)は第5シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)に6-3 6-7(4) 1-6で逆転負けを喫した。

 上位8シードは1回戦がBYEで免除されており、フルカチュはこの試合が初戦だった。2度サービスダウンを喫して第1セットを落としたフルカチュはすべてサービスキープで進んだ第2セットをタイブレークの末に取り返し、第3セット1-1から最後の5ゲームを連取して2時間12分で試合を締めくくった。

 西岡は第3セット第4ゲームでブレークされるとボールを2度コート外に打ち込んでポイントペナルティを受け、続くレシーブゲームで最初のポイントを失うともう一度ボールを外に打ち出しコードバイオレーションでゲームを失った。

 同大会に2年連続5度目(2018年の予選敗退を含む)の出場となった28歳の西岡は、2019年にATPマスターズ1000大会で自己最高のベスト8をマーク。ダイレクトインだった昨年は、2回戦でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に5-7 4-6で敗れていた。

 この結果でフルカチュは、西岡との対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2016年4月にル・ゴジエ(ATPチャレンジャー8万5000ユーロ/ハードコート)の2回戦で一度顔を合わせており、西岡が6-0 6-2で勝っていた。

 今大会での西岡は予選2試合を勝ち抜いたあと、1回戦でミオミル・キツマノビッチ(セルビア)を6-4 7-5で破って勝ち上がっていた。

 フルカチュは3回戦で、ルチアーノ・ダルデリ(イタリア)が6-7(4) 1-3とリードされた時点で棄権したため勝ち上がったフラビオ・コボッリ(イタリア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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