6年ぶりの決勝を制した内島萌夏が大会初優勝、ダブルスはリャン・エンシュオ/タン・キアンホェイがタイトルを獲得 [W100カンガルーカップ国際女子]

写真は女子シングルスで優勝を飾った内島萌夏(安藤証券/左)と準優勝のアリナ・ラディオノワ(オーストラリア)(写真提供◎岐阜県テニス協会)


 国内で開催される国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「カンガルーカップ国際女子オープンテニス」(ITFワールドテニスツアーW100/岐阜県岐阜市・長良川テニスプラザ/本戦4月30日~5月5日/賞金総額10万ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第4シードの内島萌夏(安藤証券)が第1シードのアリナ・ラディオノワ(オーストラリア)を6-3 6-3で下してチャンピオンに輝いた。試合時間1時間17分。

 22歳の内島がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、4月のサラゴサ(W100/クレーコート)以来でキャリア11回目(準優勝4回)となる。内島は16歳だった2018年にも決勝に進出したが、奈良くるみ(安藤証券:所属は当時)に2-6 6-7(4)で敗れていた。

 今大会での内島は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)の池戸悠希子(トップランAIOI)を6-0 6-2で、2回戦でマディソン・イングリス(オーストラリア)を6-3 6-4で、準々決勝で予選勝者の清水映里(東通産業)を6-4 4-6 6-3で、準決勝では第6シードのアリアンヌ・ハトーノ(オランダ)を2-6 6-1 6-1で破って決勝進出を決めていた。

 続いて行われたダブルス決勝では、第2シードのリャン・エンシュオ(台湾)/タン・キアンホェイ(中国)がキンバリー・ビレル(オーストラリア)/レベッカ・マリノ(カナダ)を6-0 6-3で退け優勝を飾った。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

大会最終日◎5月5日|試合結果

女子シングルス決勝

○24内島萌夏(日本/安藤証券)[4] 6-3 6-3 ●1アリナ・ラディオノワ(オーストラリア)[1]

女子ダブルス決勝

○16リャン・エンシュオ/タン・キアンホェイ(台湾/中国)[2] 6-0 6-3 ●7キンバリー・ビレル/レベッカ・マリノ(オーストラリア/カナダ)


左から女子ダブルス優勝のタン・キアンホェイ(中国)、リャン・エンシュオ(台湾)、準優勝のキンバリー・ビレル(オーストラリア)、レベッカ・マリノ(カナダ)(写真提供◎岐阜県テニス協会)

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写真提供◎岐阜県テニス協会

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