体調不良のベレッティーニが母国開催のATPマスターズ1000大会を3年連続で欠場「もっとも大事なのは健康」 [イタリア国際]

写真は2021年BNLイタリア国際でのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNLイタリア国際」(ATP1000/イタリア・ローマ/5月8~19日/賞金総額909万4379ユーロ/クレーコート)の男子シングルスにワイルドカード(主催者推薦枠)で出場予定だったマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が、体調不良により棄権した。

 度重なるケガで長期離脱を余儀なくされていた28歳のベレッティーニは3月のチャレンジャー大会で復帰し、4月のマラケシュでは早くも2022年6月のロンドン以来となるツアー8勝目を挙げていた。

 地元ローマ出身で2020年大会で8強入りした実績を持つベレッティーニは、「コートでベストのパフォーマンスを発揮する準備ができていない。この大会は僕にとって凄く特別だから、あらゆる手を尽くした」と説明した。

「感情ではなく冷静に考えると、僕にとってもっとも大事なのは健康なんだ。二度とケガをしないことであり、何ヵ月もコートを離れるような危険は避けるべきだ。とても悲しいけど、棄権しなければならない」

 母国開催のATPマスターズ1000大会を3年連続で欠場したベレッティーニに代わり、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のJ.J.ウルフ(アメリカ)が1回戦でワイルドカードを得て参戦したステファノ・ナポリターノ(イタリア)と対戦することになった。

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写真◎Getty Images

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