ベクタスの2種目制覇を阻んだビレルが今季のシングルス初優勝 [W75福岡国際女子]

写真は女子シングルスで優勝を飾ったキンバリー・ビレル(オーストラリア/右)と準優勝のエミナ・ベクタス(アメリカ)(写真提供◎福岡国際女子テニス事務局)


 国内で開催される国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「福岡国際女子テニス」(ITFワールドテニスツアーW75/福岡県福岡市・博多の森テニス競技場/本戦5月7~12日/賞金総額6万ドル/砂入り人工芝コート)の女子シングルス決勝で、第3シードのキンバリー・ビレル(オーストラリア)が第2シードのエミナ・ベクタス(アメリカ)を6-2 6-4で下して優勝を飾った。試合時間は1時間22分。

 26歳のビレルがITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、昨年7月のカンタニェデ(W25/砂入り人工芝コート)以来でキャリア6度目(準優勝5回)となる。

 今大会でのビレルは1回戦で予選勝者のリュー理沙マリー(フリー)を6-2 6-0で、2回戦でリャン・エンシュオ(台湾)を6-4 7-6(3)で、準々決勝で伊藤あおい(SBC メディカルグループ)を7-6(6) 7-5で、準決勝では清水綾乃(Team LB)を4-6 6-4 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 31歳のベクタスは昨年の大会でリナ・グルシュコ(イスラエル)とのペアで臨んだダブルスを制していたが、2種目制覇はならなかった。

大会最終日◎5月12日|試合結果

女子シングルス決勝

○9キンバリー・ビレル(オーストラリア)[3] 6-2 6-4 ●32エミナ・ベクタス(アメリカ)[2]

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

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写真提供◎福岡国際女子テニス事務局

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