ディフェンディング・チャンピオンのスビトリーナが2日がかりの初戦に勝利 [ストラスブール国際]

写真は日没順延前のエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ストラスブール国際」(WTA500/フランス・ストラスブール/5月19~25日/賞金総額92万2573ドル/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、第7シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)がディアン・パリー(フランス)を6-3 6-4で振りきりタイトル防衛に向けた挑戦をスタートした。

 この試合は前日のセンターコート最終試合だったが、スビトリーナが6-3 4-2とリードした時点で日没順延となっていた。再開後のゲームをキープしたスビトリーナは5-3からサービスダウンを喫したが、直ぐ様5度目のブレークに成功して1時間25分で2日がかりの試合を締めくくった。

 同大会は今年からWTA500に格上げされたが、スビトリーナは昨年の大会で3年ぶりの優勝を飾って産休後の初タイトルを獲得していた。

 ディフェンディング・チャンピオンのスビトリーナは次のラウンドで、前日に勝ち上がりを決めていたクララ・ビュレル(フランス)と対戦する。両者は昨年の大会では準決勝で顔を合わせ、スビトリーナが4-6 7-5 6-3で勝っている。

 この日はパリー以外にもワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した地元フランス勢2人がプレーし、フィオナ・フェロ(フランス)が予選勝者のエリカ・アンドレエワ(ロシア)を6-2 6-2で下して2回戦に駒を進めたが、フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)を最後に引退する意向を表明している34歳のアリゼ・コルネ(フランス)はエマ・ナバーロ(アメリカ)に4-6 1-6で敗れた。

 そのほかの試合では第5シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)、第6シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、カテリーナ・シニアコバ(チェコ)、ワン・シンユー(中国)、マグダ・リネッテ(ポーランド)、予選勝者のマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)が初戦を突破した。

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写真◎Getty Images

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