コリンズに快勝のキーズが昨年7月以来のツアー8勝目「ロラン・ギャロスに向けて凄く自信がついた」 [ストラスブール国際]

写真は昨年6月以来のツアー8勝目を挙げたマディソン・キーズ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ストラスブール国際」(WTA500/フランス・ストラスブール/5月19~25日/賞金総額92万2573ドル/クレーコート)の女子シングルス決勝で、第4シードのマディソン・キーズ(アメリカ)が第3シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)との同胞対決を6-1 6-2で制してチャンピオンに輝いた。

 29歳のキーズがWTAツアーでタイトルを獲得したのは昨年7月のイーストボーン以来でキャリア8度目(準優勝5回)だが、レッドクレーでは初(2018年に制したチャールストンはグリーンクレー)となる。

 第2ゲームから9ゲームを連取して主導権を握ったキーズは第2セット3-1から一度だけサービスダウンを喫したが、そこから2度連続でブレークに成功して1時間12分で快勝した。

 肩のリハビリのため3月のインディアンウェルズからシーズンをスタートしたキーズはヨーロッパのクレーコートシーズンに入って調子を上げ、3大会で11勝2敗の戦績を残してフレンチ・オープンを迎えることになった。

「素晴らしい気分よ。ダニエルに勝つには本当にいいテニスをしなければならないとわかっていた。彼女はここ数ヵ月に信じられないようなプレーをしていたし、常に厳しい相手だから。可能な限りすべてのチャンスで攻撃して本当にいいテニスをしようと思っていたけど、うまくいったと思う」とキーズは試合後にコメントした。

「ウィナーを狙いにいって攻撃側になろうとしながら必要に応じてしっかりディフェンスするというバランスを本当にうまく取ることができ、プレッシャーをかけ続けることができた。全体的に文句のつけようがないし、ロラン・ギャロスに向けて凄く自信がついたわ」

 先に行われたダブルス決勝では、クリスティーナ・ブクサ(スペイン)/モニカ・ニクレスク(ルーマニア)がエイジア・ムハメッド(アメリカ)/アルディラ・スチアディ(インドネシア)とのノーシード対決を3-6 6-4 [10-6]で制して同ペアでのツアー初優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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