前年と同一カードの準々決勝はアルカラスがふたたびチチパスにストレート勝利 [フレンチ・オープン]

2024-06-05

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前年と同一カードの準々決勝はアルカラスがふたたびチチパスにストレート勝利 [フレンチ・オープン]

テニスマガジン編集部

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写真はカルロス・アルカラス（スペイン）（Getty Images）

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　シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」（フランス・パリ／本戦5月26日～6月9日／クレーコート）の男子シングルス準々決勝で、第3シードのカルロス・アルカラス（スペイン）が第9シードのステファノス・チチパス（ギリシャ）を6-3 7-6(3) 6-4で退けベスト4に進出した。試合時間は2時間15分。

　同大会に5年連続出場（2020年の予選敗退を含む）となる21歳のアルカラスは、トップシードとして初めて四大大会に臨んだ昨年の大会で自己最高のベスト4をマーク。そのときは5試合を勝ち抜いたあと、準決勝でケイレンにも見舞われノバク・ジョコビッチ（セルビア）に3-6 7-5 1-6 1-6で敗れていた。

　3月にインディアンウェルズ（ATP1000／ハードコート）で今季初タイトルを獲得したアルカラスはヨーロッパのクレーコートシーズンに入ると右腕のケガに悩まされ、前哨戦はマドリッド（ATP1000）にしか出場せず3勝1敗の戦績で今大会を迎えている。

　この結果でアルカラスは、チチパスとの対戦成績を6勝0敗とした。全仏では昨年の準々決勝でも対決し、アルカラスが6-2 6-1 7-6(5)で勝っていた。

　今大会でのアルカラスは1回戦でラッキールーザー（予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手）のJ.J.ウルフ（アメリカ）を6-1 6-2 6-1で、2回戦で予選勝者のイェスパー・デヨング（オランダ）を6-3 6-4 2-6 6-2で、3回戦で第27シードのセバスチャン・コルダ（アメリカ）を6-4 7-6(5) 6-3で、4回戦では第21シードのフェリックス・オジェアリアシム（カナダ）を6-3 6-3 6-1で破って8強入りを決めていた。

　アルカラスは次のラウンドで、大会後に新しく世界ランク1位になることが決定した第2シードのヤニク・シナー（イタリア）と対戦する。シナーは準々決勝で、第10シードのグリゴール・ディミトロフ（ブルガリア）を6-2 6-4 7-6(3)で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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