前年覇者ブルターが接戦の末に初戦を突破「素晴らしい思い出があるけどプレッシャーもある」 [WTAノッティンガム]

写真はケイティ・ブルター(イギリス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ロスシー・オープン」(WTA250/イギリス・ノッティンガム/6月10~16日/賞金総額26万7082ドル/グラスコート)の女子シングルス1回戦で、第3シードのケイティ・ブルター(イギリス)がハリエット・ダート(イギリス)との地元勢対決を6-7(5)6-4 7-5で制してタイトル防衛に向けた挑戦をスタートした。

 競り合いとなった第1セットをタイブレークの末に落としたブルターは第2セット第1ゲームをブレークしたリードを守って試合を振り出しに戻し、一度ずつ相手のサービスゲームを破って迎えた第3セット4-5から最後の3ゲームを連取して3時間13分で競り勝った。

「ディフェンディング・チャンピオンとして大会に臨むのは複雑な気持ちがする。ここでは素晴らしい思い出があるけど、同時に大きなプレッシャーもある。まったく違う試合になる」とブルターは試合後にコメントした。

「タイトル防衛に挑むのは初めてで、今日の試合は本当に厳しくてレベルが高いと感じたわ」

 ブルターは次のラウンドで、ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)と予選を勝ち上がってきたレベッカ・マリノ(カナダ)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合では第6シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)、ディアン・パリー(フランス)、ダリア・サビル(オーストラリア)に加え、リンダ・フルビルトバ(チェコ)、キンバリー・ビレル(オーストラリア)、ルクレツィア・ステファニーニ(イタリア)の予選勝者3人とワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したヘザー・ワトソン(イギリス)が2回戦に駒を進めた。

 第4シードのクララ・ビュレル(フランス)がサビルに3-6 3-6で、第7シードのジュ・リン(中国)はステファニーニに6-7(4) 6-3 5-7で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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