大坂がアンドレスクとの新旧USオープン女王対決に勝利し4強 [チャイナ・オープン]

WTAツアー公式戦の「チャイナ・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/中国・北京/9月28日~10月6日/賞金総額828万5274ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第4シードの大坂なおみ(日清食品)が第5シードのビアンカ・アンドレスク(カナダ)との新旧USオープン女王対決を5-7 6-3 6-4で制し、ベスト4進出を果たした。試合時間は2時間14分。

 チャイナ・オープンに4年連続出場となる大坂は、2度目の本戦で初勝利を挙げた昨年の大会で4強入り。準決勝では、アナスタシア・セバストワ(ラトビア)に4-6 4-6で敗れていた。

チャイナ・オープン2019|PHOTOアルバム

 両者は今回が初対戦。今年に入って躍進を遂げたアンドレスクは3月にインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)でツアー初タイトルを獲得し、8月には地元カナダのトロント(WTAプレミア5/ハードコート)で2勝目を挙げると、USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)でグランドスラムの頂点に駆け上がった。

 今大会での大坂は、1回戦でジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-3 7-6(5)で、2回戦では予選勝者のアンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)を6-2 6-0で、3回戦では前週の武漢(WTAプレミア5/ハードコート)で準優勝を果たしたアリソン・リスク(アメリカ)を6-4 6-0で破って8強入りを決めていた。

 今シーズンの大坂は、1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム2大会連続制覇の偉業を達成して世界ナンバーワンの座に就いた。USオープンで連覇を逃した大坂は2週間前の大阪(WTAプレミア/ハードコート)で今季2勝目を挙げ、今大会に臨んでいる。

 大坂は準決勝で、前年覇者で第16シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)と対戦する。ウォズニアッキは準々決勝で、ダリア・カサキナ(ロシア)を6-3 7-6(5)で下しての勝ち上がり。

※写真は大坂なおみ(日清食品)
BEIJING, CHINA - OCTOBER 04: Naomi Osaka of Japan celebrates after defeating Bianca Andreescu of Canada during the Women's singles Quarterfinals of 2019 China Open at the China National Tennis Center on October 4, 2019 in Beijing, China. (Photo by Zhe Ji/Getty Images)

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