大坂なおみがグラスコートシーズン2戦目へ、初戦の相手はローマで敗れたジェン・チンウェンに決定 [WTAベルリン]

写真はフレンチ・オープンでの大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「エコトランス女子オープン」(ドイツ・ベルリン/6月17~23日/賞金総額80万2237ユーロ/グラスコート)のドロー抽選が行われ、世界ランク125位(6月11日付)の大坂なおみ(フリー)はワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取った女子シングルスの1回戦で第6シードのジェン・チンウェン(中国)と対戦することになった。

 両者は過去2戦して1勝1敗と星分け合っており、今季は5月にローマ(WTA1000/クレーコート)の4回戦で対決してジェンが6-2 6-4で勝っている。

 同大会に初参戦となる大坂がグラスコート大会でプレーするのは、8強入りした前週のスヘルトーヘンボス(WTA250)に続いて今季2大会目となる。

 ケガの影響もあって11大会しか出場しなかった2022年シーズンを14勝9敗で終えた元世界ナンバーワンの大坂は第一子となる娘の出産を経て1月のブリスベン(WTA500/ハードコート)で復帰し、15勝11敗(ビリージーンキングカップを含む)の戦績で今季13戦目に臨む。

 そのほかの日本勢は予選を突破した日比野菜緒(ブラス)がシングルスに、ダブルスには青山修子(近藤乳業)/ウー・ファンシェン(台湾)と穂積絵莉(日本住宅ローン)/二宮真琴(エディオン)がエントリーしており、初戦の相手は日比野がアンナ・カリンスカヤ(ロシア)、青山/ウーが第1シードのニコール・メリカ マルチネス(アメリカ)/エレン・ペレス(オーストラリア)、穂積/二宮はワイルドカードで出場したユレ・ニーマイヤー/ノマ・ノハ アクゲ(ともにドイツ)となっている。

 ベルリン女子オープンはWTA500に格付けされる大会で、シングルス28ドロー&ダブルス16ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

予選結果|日本人選手

予選決勝

○20日比野菜緒(日本/ブラス)[8] 6-2 7-6(4) ●17アランチャ・ラス(オランダ)[5]

予選1回戦

○20日比野菜緒(日本/ブラス)[8] 3-6 6-1 6-2 ●19スーザン・ラメンズ(オランダ)

上位出場選手シード順位|女子シングルス

ココ・ガウフ(アメリカ)[1]
アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[2]
エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)[3]
ジェシカ・ペグラ(アメリカ)[4]

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写真◎Getty Images

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