クビトバがベキッチを倒してツアー31勝目、グラスコート大会で6度目の優勝「私はグラスコートが大好き」 [WTAベルリン]

写真はグラスコート大会で6度目の優勝を飾ったペトラ・クビトバ(チェコ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「bett1オープン」(WTA500/ドイツ・ベルリン/6月19~25日/賞金総額78万637ドル/グラスコート)の女子シングルス決勝で第7シードのペトラ・クビトバ(チェコ)がドナ・ベキッチ(クロアチア)を6-2 7-6(6)で退け、グラスコート大会で6度目の優勝を飾った。

 33歳のクビトバがツアー大会でタイトルを獲得したのは、4月のマイアミ以来でキャリア31回目となる。決勝での戦績は、31勝11敗となった。現役選手で彼女より多く勝っているのは、49勝を挙げている43歳のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)のみとなる。

 2-2から4ゲームを連取して第1セットを先取したクビトバは第2セット1-3から巻き返してタイブレークに持ち込み、5-6のセットポイントを凌ぐと最初のマッチポイントで押し込まれながら放ったフォアハンドのダウン・ザ・ラインがウィナーとなって1時間41分で試合を締めくくった。クビトバは昨年のイーストボーンも制しており、グラスコートでのここ13試合で12勝目を挙げた。

「ドナの健闘を称えたい。あなたは決勝だけでなく、今週を通して素晴らしいプレーをした。今日と昨日は本当にへとへとにさせられたわ」とクビトバは表彰式のスピーチで語った。

「私はグラスコートが、そして皆さんのことが大好きよ」

 これに先立ち行われたダブルス決勝では、カロリーヌ・ガルシア(フランス)/ルイーザ・ステファニー(ブラジル)がカテリーナ・シニアコバ/マルケタ・ボンドルソバ(ともにチェコ)を4-6 7-6(8) [10-4]で倒してチャンピオンに輝いた。

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写真◎Getty Images

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