ズベレフがフィスの挑戦を退け2年連続4強入り「僕は相変わらず長い試合をしている」 [ATPハレ]

写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「テラ・ウォルトマン・オープン」(ATP500/ドイツ・ノルトライン ヴェストファーレン州ハレ/6月17~23日/賞金総額241万1390ユーロ/グラスコート)の男子シングルス準々決勝で、第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がアルトゥール・フィス(フランス)に6-7(5) 6-3 6-4で逆転勝利をおさめてベスト4進出を決めた。

 すべてサービスキープで進んだ第1セットをタイブレークの末に落としたズベレフは第2セット以降一度もブレークポイントに直面せず、続く2セットで相手のサービスゲームを一度ずつ破って2時間30分で20歳の挑戦を振りきった。

 同大会で2年連続準決勝以上に進出したのは、2012年から19年までやってのけたロジャー・フェデラー(スイス)以来となる。2016年と17年に準優勝を飾っているズベレフは、ハレでの戦績を18勝7敗とした。

「フレンチ・オープンが終わってグラスコートではもう少し速いプレーをして1試合に2時間半とか3時間もかからないようにしたいと思っていたけど、相変わらずだよ」とズベレフは試合後のオンコートインタビューでジョークを言った。

 地元ドイツのズベレフは次のラウンドで、マルコス・ギロン(アメリカ)を7-6(5) 6-4で破って勝ち上がった第5シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、ヤニク・シナー(イタリア)とジャン・ジジェン(中国)の顔合わせとなった。第1シードのシナーがヤン レナード・ストルフ(ドイツ)に6-2 6-7(1) 7-6(3)で競り勝ち、ジャンはクリストファー・ユーバンクス(アメリカ)を6-4 4-6 7-5で退けた。

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写真◎Getty Images

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