ジャン・ジジェンがメドベージェフを倒す番狂わせで8強入り「今日は最後までうまくできた」 [ATPハレ]

写真は男子シングルス1回戦でのジャン・ジジェン(中国)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「テラ・ウォルトマン・オープン」(ATP500/ドイツ・ノルトライン ヴェストファーレン州ハレ/6月17~23日/賞金総額241万1390ユーロ/グラスコート)の男子シングルス2回戦で、ジャン・ジジェン(中国)が第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)を6-3 2-6 7-6(5)で倒す番狂わせを演じた。

 第6ゲームでサービスダウンを喫して第1セットを落としたメドベージェフは第2セット2-2から6ゲームを連取して形勢を逆転したが、第3セット0-2からブレークバックに成功したジャンがもつれ込んだタイブレーク3-5から最後の4ポイントを連取して2時間5分で競り勝った。

「本当に厳しい試合だった。前回(前週のシュツットガルト1回戦)は第3セットのタイブレークで負けていた。今日もまた第3セットのタイブレークだ。僕は今がそのときのリベンジを果たす絶好のチャンスだと思っていたよ」とジャンは試合後のオンコートインタビューで語った。

「今日は最後までうまくやることができて本当にうれしい」

 キャリア3度目の対トップ10勝利を挙げたジャンは次のラウンドで、タイトル防衛を目指していた第7シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)を7-6(5) 4-6 6-3で破って勝ち上がったクリストファー・ユーバンクス(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)とアルトゥール・フィス(フランス)が8強入りを決め、ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)と元世界ランク6位のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)は2回戦に駒を進めた。ズベレフとフィスは、準々決勝で顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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