内田海智がITFツアーで今季4勝目、今村昌倫は単複ともに準優勝 [M25昌原]

写真は男子シングルスで優勝を飾った内田海智(富士薬品/右)と準優勝の今村昌倫(JCRファーマ)(写真提供◎内田海智:富士薬品所属)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「ITFオリオンDr.YOU昌原国際男子テニスツアー」(ITFワールドテニスツアーM25/韓国・昌原/6月17~23日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第2シードの内田海智(富士薬品)が今村昌倫(JCRファーマ)との日本人対決を6-2 5-7 6-3で制して今季4勝目を挙げた。試合時間は2時間8分。

 29歳の内田がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、3週間前の軽井沢(M15/クレーコート)以来で通算12回目(準優勝6回)となる。

 今大会での内田は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のキム・ドンミン(韓国)を6-3 6-2で、2回戦でパク・ウィスン(韓国)を6-4 6-2で、準々決勝でチョン・ヨンソク(韓国)を6-4 6-4で、準決勝ではエドワード・ウインター(オーストラリア)を6-4 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 今村は引き続きシン・ウビン(韓国)とのペアで第2シードとして参戦したダブルスの決勝に臨んだが、チョン・ホン/ソン・ジフン(韓国)に5-7 6-4 [9-11]で競り負け単複ともに準優勝となった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○32内田海智(日本/富士薬品)[2] 6-2 5-7 6-3 ●11今村昌倫(日本/JCRファーマ)

男子シングルス準決勝

○11今村昌倫(日本/JCRファーマ)7-5 6-2 ●1中川直樹(日本/SBC メディカルグループ)[1]

○32内田海智(日本/富士薬品)[2] 6-4 6-3 ●23エドワード・ウインター(オーストラリア)

男子シングルス準々決勝

○1中川直樹(日本/SBC メディカルグループ)[1] 6-7(6) 6-0 6-2 ●7オ・チャンヨン(韓国)[Q]

○11今村昌倫(日本/JCRファーマ)6-2 3-6 6-4 ●16シン・サンフイ(韓国)[5]

○23エドワード・ウインター(オーストラリア)6-3 6-2 ●18三好健太(日本)

○32内田海智(日本/富士薬品)[2] 6-4 6-4 ●27チョン・ヨンソク(韓国)

男子ダブルス決勝

○3チョン・ホン/ソン・ジフン(韓国)7-5 4-6 [11-9] ●16今村昌倫/シン・ウビン(JCRファーマ/韓国)[2]

男子ダブルス準決勝

○3チョン・ホン/ソン・ジフン(韓国)6-3 6-3 ●8チェイス・ファーガソン/住澤大輔(オーストラリア/エキスパートパワーシズオカ)

○16今村昌倫/シン・ウビン(JCRファーマ/韓国)[2] 6-1 6-4 ●10シン・サンフイ/シム・スンビン(韓国)

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写真提供◎内田海智:富士薬品所属

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