アルカラスがセンターコートのオープニングマッチでストレート勝利「ここでプレーするのは今でも緊張する」 [ウインブルドン]
シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の男子シングルス1回戦で、第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が予選勝者のマルク・ラヤル(エストニア)を7-6(3) 7-5 6-2で退け大会連覇に向けた挑戦をスタートした。
先にリードされながらも直ぐに追いつき競り合いを制して2セットを連取したアルカラスは第3セットで主導権を握り、相手のサービスゲームを2度破って2時間26分でセンターコートのオープニングマッチを締めくくった。
世界ランク269位で21歳のラヤルはキャリア4度目のグランドスラム予選を初めて突破し、ウインブルドンでプレーした5人目のエストニア人選手となった。
「彼(ラヤル)のプレーをあまり観たことがなかったから少し驚いた。彼はとても若く、僕と同じ年齢だ。今後は間違いなくツアーで彼とプレーする機会が増えるだろうね。この試合を勝ち抜き、今年のセンターコート初勝利を挙げることができて本当にうれしいよ」とアルカラスは試合後にコメントした。
「ウインブルドンのセンターコートは僕がプレーした中でもっとも美しいコートだ。ここでプレーするのは今でも緊張する。木曜日に45分ほど練習したけど、練習中に緊張したのは初めてだった」
先月のフレンチ・オープンで初優勝を飾った21歳のアルカラスは、3つの異なるサーフェスでグランドスラム大会を制した最年少の男子プレーヤーとなった。アルカラスは前哨戦のロンドンでプレーしたが、2回戦でジャック・ドレイパー(イギリス)に6-7(3) 3-6で敗れていた。
ディフェンディング・チャンピオンのアルカラスは次のラウンドで、セバスチャン・オフナー(オーストリア)を6-7(9) 6-4 6-4 3-6 7-6(10-8)で破って勝ち上がったアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)と対戦する。
写真◎Getty Images
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