世界1位シナーがハンフマンを退け自国の先輩ベレッティーニに対する2回戦へ [ウインブルドン]
シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の男子シングルス1回戦で、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)がヤニック・ハンフマン(ドイツ)を6-3 6-4 3-6 6-3で振りきり大会をスタートした。試合時間は2時間58分。
同大会に4年連続5度目(2019年の予選敗退を含む)の出場となる22歳のシナーは、昨年の大会で自己最高のベスト4をマーク。第8シードで臨んだシナーはグランドスラム準々決勝を初めて突破したあと、準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に3-6 4-6 6-7(4)で敗れていた。
先月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で4強入りしたあとイタリア人選手として初めて世界ナンバーワンの座に就いたシナーは前哨戦のハレ(ATP500/グラスコート)を制して今大会を迎えており、連勝を「6」に伸ばした。
シナーは次のラウンドで、マートン・フチョビッチ(ハンガリー)を7-6(3) 6-2 3-6 6-1で破って勝ち上がった自国の先輩である2021年大会準優勝者のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。
そのほかの試合では第12シードのトミー・ポール(アメリカ)、第23シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)、第27シードのタロン・グリークスプア(オランダ)、ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)、アルトゥール・カゾー(フランス)、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、予選勝者のオットー・ヴィルタネン(フィンランド)が2回戦に駒を進めたが、第14シードのベン・シェルトン(アメリカ)と予選勝者のマッティア・ベルッチ(イタリア)の試合は第3セットが終了した時点で日没順延となった。
第31シードのマリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)はソネゴに4-6 6-7(2) 4-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)
大会初日◎7月1日|主な試合結果
男子シングルス1回戦
○1ヤニク・シナー(イタリア)[1] 6-3 6-4 3-6 6-3 ●2ヤニック・ハンフマン(ドイツ)
○6ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)6-2 3-6 6-3 6-4 ●5スミト・ナガル(インド)
○8タロン・グリークスプア(オランダ)[27] 7-6(3) 6-3 6-4 ●7ダニエル エライ・ガラン(コロンビア)[LL]
15マッティア・ベルッチ(イタリア)[Q] 6-4 3-6 6-3 日没順延 16ベン・シェルトン(アメリカ)[14]
○49トミー・ポール(アメリカ)[12] 6-2 6-1 4-6 6-3 ●50ペドロ・マルチネス(スペイン)
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○51オットー・ヴィルタネン(フィンランド)[Q] 6-3 6-2 6-2 ●52マックス・パーセル(オーストラリア)
○54アルトゥール・カゾー(フランス)6-1 6-4 6-7(2) 6-7(4) 7-6(10-8) ●53ジズー・ベルグス(ベルギー)[Q]
○56アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)[23] 4-6 6-7(2) 6-4 6-4 6-2 ●55ヤクブ・メンシク(チェコ)
○58ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)6-4 7-6(2) 6-4 ●57マリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)[31]
○59ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)6-3 6-1 6-4 ●60マクシミリアン・マルテレル(ドイツ)
写真◎Getty Images
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