37歳フォニーニが今季初のトップ10撃破「今日はいい仕事ができたと思う」 [ウインブルドン]

写真は今季初の対トップ10勝利を挙げた37歳のファビオ・フォニーニ(イタリア)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の男子シングルス2回戦で、37歳のファビオ・フォニーニ(イタリア)が第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)を6-4 7-5 6-7(1) 6-3で倒す番狂わせを演じた。

 一度ずつ相手のサービスゲームを破って2セットを連取したフォニーニは第3セット5-2から挽回された末にもつれ込んだタイブレークを落としたが、第4セット3-3から最後の3ゲームを連取して3時間18分で今季初の対トップ10勝利を決めた。

 第3セット5-2から2回連続でサービング・フォー・ザ・マッチをキープできなかったフォニーニは、「だからこそ僕はこのスポーツを愛し、同時に憎んでいるんだ」と笑いながら言った。

「僕はしっかりと主導権を握っていた。(第3セット)5-2で30-0だったけど、彼(ルード)が入れば勝つし入らなければ負けのような一か八かのショットを打ってきたんだ」とフォニーニは問題の時間帯を振り返った。

「5-4のときは緊張した。それがテニスだ。取られた理由についていろんなことが頭に浮かんできた。タイブレークを落としたけど、まだセットカウント2-1で主導権を握っているから楽しんでプレーしようと考えた。今日はいい仕事ができたと思う」

 クレーコートシーズンにバルセロナとジュネーブでタイトルを獲得するなど今シーズン39勝10敗の好成績で今大会を迎えたルードだがグラスコートでは負け越し(ツアーレベルで5勝7敗)ており、今年もウインブルドンで2回戦を越えることができなかった。

 フォニーニは次のラウンドで、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を6-3 3-6 6-3 6-4で破って勝ち上がったロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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