西岡良仁はエムペシ ペリカールのビッグサーブを攻略できず2回戦で完敗 [ウインブルドン]

写真は試合後に握手を交わす西岡良仁(ミキハウス/左)とジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の男子シングルス2回戦で、西岡良仁(ミキハウス)はラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)に4-6 1-6 2-6で敗れた。

 203cmの長身から繰り出すビッグサーブを武器とする20歳のエムペシ ペリカールは第2セット第1ゲームであった15-40のピンチを2本のサービスエースで凌ぎ、マッチポイントを27本目のサービスエースでものにして1時間11分で快勝した。

 同大会に4年連続8度目(2015年の予選敗退含む)の出場となった28歳の西岡は、2021年に本戦で1勝をマーク。第24シードで臨んだ昨年は、1回戦でダニエル エライ・ガラン(コロンビア)に4-6 3-6 3-6で敗れていた。

 両者は今回が初顔合わせ。5月にリヨン(ATP250/クレーコート)の2回戦で対決する予定だったが、西岡が体調不良で棄権したため実現しなかった。

 今大会での西岡は1回戦でヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)を6-2 7-6(6) 2-6 6-3で破り、同大会で3年ぶりの本戦勝利を挙げていた。

 エムペシ ペリカールは3回戦で、第11シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)とエミル・ルースブオリ(フィンランド)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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