膝を負傷したディミトロフが第1セット途中で棄権したためメドベージェフのベスト8進出が決定 [ウインブルドン]
今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の男子シングルス4回戦で第10シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が第1セット3-5とリードされた時点で膝のケガを理由に棄権したため、ダニール・メドベージェフ(ロシア)のベスト8進出が決まった。
立ち上がりに3-0とリードしたディミトロフはブレークバックを許したあと3-2からのレシーブゲームでリターンした際に足を滑らせ、ポイントが終わったあとに痛そうな表情を見せたがプレーを続けた。
ディミトロフはふたたびサービスダウンを喫して3-4となったあとメディカルタイムアウトを取って治療を受けたがそれ以降は1ポイントも取ることができず、3-5からの1ポイント目を取られた時点でリタイアしたため50分で試合が終了した。
同大会に2年連続7度目の出場となる28歳のメドベージェフは、昨年の大会で自己最高のベスト4をマーク。それまで2021年の4回戦進出が最高成績だったメドベージェフは第3シードから5試合を勝ち上がり、準決勝でカルロス・アルカラス(スペイン)に3-6 3-6 3-6で敗れていた。
この結果でメドベージェフは、ディミトロフとの対戦成績を8勝3敗とした。グラスコートでは2017年6月にロンドン(ATP500)の準々決勝で顔を合わせ、ディミトロフが6-3 3-6 6-3で勝っていた。
今大会でのメドベージェフは1回戦でアレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)を6-3 6-4 6-2で、2回戦でアレクサンドル・ミュレー(フランス)を6-7(3) 7-6(4) 6-4 7-5で、3回戦ではヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を6-1 6-3 4-6 7-6(3)で破って16強入りを決めていた。
第5シードのメドベージェフは次のラウンドで、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは4回戦で、第14シードのベン・シェルトン(アメリカ)を6-2 6-4 7-6(9)で下して勝ち上がった。
写真◎Getty Images
Pick up
-
PR | 2025-03-14
『日本一を目指して』——ノアインドアステージの日本リーグでの歩み
テニスの日本リーグは男女とも1986年に始まった日本実業団の
-
2025-03-03
春休み部活応援企画---第65回テニマガ・テニス部「テニスフィジバト道場」
テニマガ・テニス部 部活プログラム著者がライブで解説&指
-
2025-03-03
キャンセル待ち受付開始---第64回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[技術の修正] 解説編」
テニマガ・テニス部 部活プログラム著者がライブで解説&指
-
2025-02-04
強豪校の練習法 テニス 大商学園高校式メニュー(吉田有宇哉/著、笹井伸郎/監修)2月5日発売!
強豪校の練習法シリーズ 陸上競技、バドミントン、バレーボー
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] (堀内昌一 著)書籍&電子書籍、QRコード付/動画視聴可
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
Related
Pick up
-
PR | 2025-03-14
『日本一を目指して』——ノアインドアステージの日本リーグでの歩み
テニスの日本リーグは男女とも1986年に始まった日本実業団の
-
2025-03-03
春休み部活応援企画---第65回テニマガ・テニス部「テニスフィジバト道場」
テニマガ・テニス部 部活プログラム著者がライブで解説&指
-
2025-03-03
キャンセル待ち受付開始---第64回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[技術の修正] 解説編」
テニマガ・テニス部 部活プログラム著者がライブで解説&指
-
2025-02-04
強豪校の練習法 テニス 大商学園高校式メニュー(吉田有宇哉/著、笹井伸郎/監修)2月5日発売!
強豪校の練習法シリーズ 陸上競技、バドミントン、バレーボー
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] (堀内昌一 著)書籍&電子書籍、QRコード付/動画視聴可
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(