ベキッチが苦しい2年間を乗り越えた末にグランドスラム自己最高成績を更新「誇りに思う」 [ウインブルドン]

写真は初のグランドスラム4強入りを決めたドナ・ベキッチ(クロアチア)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の女子シングルス準々決勝でドナ・ベキッチ(クロアチア)が予選から快進撃で勝ち上がってきたルル・スン(ニュージーランド)に5-7 6-4 6-1で逆転勝利をおさめ、四大大会で初のベスト4進出を果たした。

 5-5からサービスダウンを喫して第1セットを落としたベキッチは第2セット5-4からブレークバックを許した直後に相手のサービスゲームを破って試合を振り出しに戻すと第3セットで5-0とリードを広げ、最初のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして2時間8分で勝利を決めた。

「試合前はリラックスしていた。試合中に少しストレスを感じたのはスンの素晴らしいプレーを目にしたときだけだった。彼女がいいプレーをすると思っていなかった訳じゃないけど、思いきったプレーをしてくることはわかっていた」とベキッチは試合後の記者会見で語った。

「(第2セットまでは)ショットを深く入れることができていなかった。思うほどうまくショットが打てていなかった。だから少しストレスを感じて緊張していたんだと思う。でも最終的に自分のテニスをすることができたわ」

 2019年11月に世界ランク自己最高19位をマークしたベキッチは2021年2月に右膝の手術を受けて約3ヵ月の戦線離脱を余儀なくされ、同年にはトップ100落ちを経験した時期もあった。

「あの2年間(2021年と22年)は凄く厳しかった。昨年のレベルに戻ることさえできないと思っていた」とベキッチと当時のことを振り返った。

「だから今こうしてグランドスラム大会で自己最高成績を達成し、自分自身と自分がチームと一緒に積んできた努力を誇りに思う」

 ベキッチは次のラウンドで、第19シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)を6-2 6-1で破って勝ち上がった第7シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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