上地結衣は準決勝でファンクォトに逆転負け、モンジェーヌとのダブルスは決勝進出 [ウインブルドン車いすの部]

写真は上地結衣(三井住友銀行)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の車いす女子シングルス準決勝で、第2シードの上地結衣(三井住友銀行)は第4シードのアニーク・ファンクォト(オランダ)に7-5 4-6 5-7で逆転負けを喫した。試合時間は2時間35分。

 同大会に4年連続11回目の出場となる30歳の上地は、2016年から始まったシングルスでは2022年の準優勝が最高成績。第2シードで臨んだ昨年は、準決勝でジェシカ・グリフィオン(オランダ)に3-6 5-7で敗れていた。

 ファンクォトは準決勝で、ワン・ジイン(中国)を6-3 6-2で破って勝ち上がった同胞で第1シードのディーダ・デ グロート(オランダ)と対戦する。

 上地は引き続きクオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)とのペアで第1シードとして出場しているダブルスに臨み、リー・シャオフイ/ジュ・ジェンジェン(ともに中国)を6-2 6-2で下して第2シードのデ グロート/グリフィオンに対する決勝に駒を進めた。

 車いすテニスは今年から規模が拡大し、男女シングルス各16ドロー&男女ダブルス各8ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

大会12日目|7月12日◎車いすの部女子

車いす女子シングルス準決勝◎試合結果

○1ディーダ・デ グロート(オランダ)[1] 6-3 6-2 ●7ワン・ジイン(中国)

○12アニーク・ファンクォト(オランダ)[4] 5-7 6-4 7-5 ●16上地結衣(日本/三井住友銀行)[2]

車いす女子ダブルス準決勝◎試合結果

○1上地結衣/クオザード・モンジェーヌ(三井住友銀行/南アフリカ)[1] 6-2 6-2 ●4リー・シャオフイ/ジュ・ジェンジェン(中国)

○8ディーダ・デ グロート/ジェシカ・グリフィオン(オランダ)[2] 6-3 6-4 ●5グオ・ルオヤオ/ワン・ジイン(中国)

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写真◎Getty Images

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