シングルス決勝を戦ったデ グロートとグリフィオンが同ペアでのグランドスラム初タイトルを獲得 [ウインブルドン車いすの部]

写真は左からジェシカ・グリフィオン(オランダ)、ディーダ・デ グロート(オランダ)、上地結衣(三井住友銀行)、クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の車いす女子ダブルス決勝で第1シードの上地結衣(三井住友銀行)/クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)は第2シードのディーダ・デ グロート/ジェシカ・グリフィオン(ともにオランダ)に1-6 4-6で敗れ、デ グロート/グリフィオンが同ペアでのグランドスラム初制覇を果たした。試合時間は1時間13分。

 個人戦では今季3度目のダブルス出場となったデ グロート/グリフィオンは、2週間前のイーストボーン(ITF2シリーズ/グラスコート)で初タイトルを獲得。ふたりは前日にシングルス決勝を戦っており、オランダ勢対決を制して3連覇を飾ったデ グロートは単複2冠を達成した。

 今大会でのデ グロート/グリフィオンは、初戦でルーシー・シューカー(イギリス)/アニーク・ファンクォト(オランダ)を6-3 6-2で破って勝ち上がっていた。

 先月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)を制していた上地/モンジェーヌは、グランドスラム2大会連続優勝を目指していた。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

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写真◎Getty Images

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