膝の負傷を抱えるズベレフが母国でのタイトル防衛に向けて好スタート「ウォーミングアップ中にもかなり痛みがあった」 [ハンブルク・オープン]

写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ハンブルク・オープン」(ATP500/ドイツ・ハンブルク/7月15~21日/賞金総額204万7730ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が予選勝者のイェスパー・デ ヨング(オランダ)を6-2 6-2で下して母国でのタイトル防衛に向けて好スタートを切った。

 安定したサービスゲームを展開したズベレフは一度もピンチに陥ることなくすべてキープし、各セットで2度ずつブレークに成功して1時間17分で快勝した。

 キャメロン・ノリー(イギリス)に対するウインブルドン3回戦で左膝を負傷したズベレフは、「今朝はまだプレーするか確信が持てていなかった。ウォーミングアップ中にもかなり痛みがあった。でも何故かコートに出るとアドレナリンが出て痛みが少し消えるんだ」とズベレフは試合後に明かした。

「自分のケガがどのような状態なのかわかっているし、治るのに時間がかかるだろう。数日では無理だし数週間かかると思うけど、このような感じでだましだましプレーしていくかどうかは自分次第だ」

 ディフェンディング・チャンピオンのズベレフは次のラウンドで、前日にファクンド・ディアス アコスタ(アルゼンチン)を7-6(4) 1-6 6-4で破って勝ち上がったユーゴ・ガストン(フランス)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)、第4シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)、第7シードのルチアーノ・ダルデリ(イタリア)、ペドロ・マルチネス(スペイン)が8強入りを決めた。準々決勝ではバエスがダルデリと、セルンドロはマルチネスと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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