地元ドイツのズベレフがケガから復帰後の初優勝に歓喜「ふたたび初タイトルを獲得したような気分」 [ハンブルク・オープン]

写真は地元優勝を飾ったアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ハンブルク・ヨーロピアン・オープン」(ATP500/ドイツ・ハンブルク/7月24~30日/賞金総額198万1470ユーロ/クレーコート)の男子シングル決勝で、第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がラスロ・ジェレ(セルビア)を7-5 6-3で下して地元優勝を飾った。

 6-5から相手のサービスゲームを破って第1セットを先取したズベレフは第2セット4-2からブレークバックを許したが、続く2ゲームを連取して1時間51分で試合を締めくくった。フォアハンドのウィナーで勝利を決めた瞬間、ズベレフはコートに膝をつくと暫くうずくまって喜びを噛みしめた。

 ズベレフが決勝を戦ったのは2022年フレンチ・オープンで負った足首の大ケガから復帰後初めてで、ATPツアーでタイトルを獲得したのは2021年ATPファイナルズ以来で通算20回目となる。

「ここは僕のホームだ。僕が育った地であり、テニスを始めた場所なんだ。信じられないようなことだし、感無量だよ。言葉では言い表せないけど、今は最高に幸せだ」とズベレフは試合後に語った。

「まるでふたたび初タイトルを獲得したような気分だ。前回の優勝から18ヵ月という長い期間が経ったから、本当にうれしい」

 これに先立ち行われたダブルス決勝では、第3シードのケビン・クラウィーツ/ティム・プッツ(ともにドイツ)が第4シードのサンダー・ジレ/ヨラン・フリーゲン(ともにベルギー)を7-6(4) 6-3で倒して栄冠に輝いた。

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写真◎Getty Images

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