地元アメリカ勢対決を制したミケルセンとオペルカが準決勝に進出 [名誉の殿堂オープン]
ATPツアー公式戦「インフォシス名誉の殿堂オープン」(ATP250/アメリカ・ロードアイランド州ニューポート/7月15~21日/賞金総額74万2350ドル/グラスコート)の男子シングルス準々決勝で、第3シードのアレックス・ミケルセン(アメリカ)がアレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)との地元勢対決を6-4 6-4で制してベスト4進出を決めた。
粘り強いサービスゲームを展開したミケルセンは第1セット第4ゲームであった唯一のピンチを凌いですべてキープし、各セットで一度ずつブレークに成功して1時間25分で勝利を決めた。
2度目のツアー本戦だった昨年の大会で快進撃を見せたミケルセンは4試合を勝ち抜き、決勝でアドリアン・マナリノ(フランス)に2-6 4-6で敗れはしたが準優勝を飾っていた。
19歳のミケルセンは次のラウンドで、同胞のマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)を4-6 6-3 6-4で破って勝ち上がった元世界ランク17位のライリー・オペルカ(アメリカ)と対戦する。
股関節と手首の手術を経て復帰した26歳のオペルカは昨年10月にチャレンジャー大会で1試合プレーしただけで1188位までランキングを落としているため今大会にはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したが、1990年に発足したATPツアー史上もっともランキングの低い準決勝進出者となった。
第2シードのマルコス・ギロン(アメリカ)は前日に4-6 0-1とリードされていた時点で日没順延となっていた2回戦でブノワ・ペール(フランス)に4-6 7-5 6-4で逆転勝利をおさめ、準々決勝に駒を進めた。
上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ギロンはこの試合が初戦だった。
写真◎Getty Images
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