元世界17位オペルカが2022年8月以来のツアー復帰戦に勝利 [名誉の殿堂オープン]

写真は2022年シンチ選手権でのライリー・オペルカ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「インフォシス名誉の殿堂オープン」(ATP250/アメリカ・ロードアイランド州ニューポート/7月15~21日/賞金総額74万2350ドル/グラスコート)の男子シングルス1回戦で元世界ランク17位のライリー・オペルカ(アメリカ)がコンスタン・レスティエンヌ(フランス)を6-1 2-6 7-6(2)で振りきり、2022年8月以来のツアー復帰戦を勝利で飾った。

 5-0と好スタートを切って第1セットを先取したオペルカは2度サービスダウンを喫して第2セットを取り返されたが、すべてサービスキープで進んだ第3セットのタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして2時間5分で試合を締めくくった。

 股関節と手首の手術を経て復帰した26歳のオペルカは昨年10月にチャレンジャー大会で1試合プレーしただけで1188位までランキングを落としており、今大会にはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した。211cmの長身から繰り出すビッグサーブを武器とするオペルカはファーストサーブからのポイントを89%の高確率で取り、16本のサービスエースを決めた。

 オペルカは次のラウンドで、前年の大会で優勝を飾った第1シードのアドリアン・マナリノ(フランス)と対戦する。上位4シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。両者は過去3戦してオペルカが全勝しているが、グラスコートでは初対決となる。

 そのほかの試合では第6シードのアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)、アレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)、マキシム・クレッシー(アメリカ)が2回戦に駒を進めたが、ザカリー・スバイダ(アメリカ)とブノワ・ペール(フランス)の1回戦は第2セット終了後(スバイダから3-6 6-3)に日没順延となった。

 2022年大会チャンピオンのクレッシーはダブルフォールトを23本も犯したが、ラドゥ・アルボット(モルドバ)に6-4 4-6 7-6(4)で競り勝った。

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写真◎Getty Images

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