輿石亜佑美との日本人対決を制した佐藤光がITFツアーのシングルス初優勝 [W15ナコーンシータンマラート]

写真は2023年ニューサウスウェールズ・オープンでの佐藤光(アクロステニスアカデミー)(Getty Images)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「ITFワールドテニスツアー (W4)」(ITFワールドテニスツアーW15/タイ・ナコーンシータンマラート/7月1~7日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第1シードの佐藤光(アクロステニスアカデミー)が第3シードの輿石亜佑美(フリー)との日本人対決を6-4 6-4で制して優勝を飾った。試合時間は1時間43分。

 アメリカの大学テニスを経てプロに転向した25歳の佐藤はITFツアーのダブルスで2勝を挙げているが、シングルスでは5度のベスト4がこれまでの最高成績だった。

 今大会での佐藤は1回戦でソナル・パティル(インド)を6-4 6-4で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のブンヤウィ・タムチャイワット(タイ)を6-3 6-3で、準々決勝でアカンクシャ・ディレープ ナイトチャー(インド)を6-3 6-4で、準決勝では第4シードのモニク・バリー(ニュージーランド)を6-1 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 永田杏里(島津製作所)とのペアでダブルスにも出場した佐藤は第1シードから2試合を勝ち上がったが、準決勝で第3シードのチョン・ボヨン(韓国)/プンニン・コバピクテッド(タイ)に3-6 6-7(2)で敗れていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○1佐藤光(日本/アクロステニスアカデミー)[1] 6-4 6-4 ●24輿石亜佑美(日本/フリー)[3]

女子シングルス準決勝

○1佐藤光(日本/アクロステニスアカデミー)[1] 6-1 6-2 ●9モニク・バリー(ニュージーランド)[4]

○24輿石亜佑美(日本/フリー)[3] 2-6 6-1 6-0 ●32プンニン・コバピクテッド(タイ)[2]

女子シングルス準々決勝

○1佐藤光(日本/アクロステニスアカデミー)[1] 6-3 6-4 ●6アカンクシャ・ディレープ ナイトチャー(インド)

○9モニク・バリー(ニュージーランド)[4] 6-1 6-0 ●16サラクティップ・ウンムアン(タイ)[6]

○24輿石亜佑美(日本/フリー)[3] 6-2 6-0 ●20北原結乃(日本/橋本総業ホールディングス)[Q]

○32プンニン・コバピクテッド(タイ)[2] 7-5 6-1 ●25チョン・ボヨン(韓国)[7]

女子ダブルス決勝

○16モニク・バリー/アリシア・スミス(ニュージーランド/オーストラリア)[2] 6-4 6-3 ●5チョン・ボヨン/プンニン・コバピクテッド(韓国/タイ)[3]

女子ダブルス準決勝

○5チョン・ボヨン/プンニン・コバピクテッド(韓国/タイ)[3] 6-3 7-6(2) ●1永田杏里/佐藤光(島津製作所/アクロステニスアカデミー)[1]

○16モニク・バリー/アリシア・スミス(ニュージーランド/オーストラリア)[2] 2-6 6-2 [6-6] Ret. ●12細木祐佳/サラクティップ・ウンムアン(フリー/タイ)[4]

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写真◎Getty Images

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