輿石亜佑美がダブルスでタイトルを獲得、大会は雨により月曜日に全日程を終了 [W25モナスティル]

写真は女子ダブルスで優勝を飾った輿石亜佑美(フリー/右)とワン・ジアチー(中国)(写真提供◎輿石亜佑美)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「マジック・ツアーズ BY FTT」(ITFワールドテニスツアーW25/チュニジア・モナスティル/12月11~17日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝をジェニー・リム/ニーナ・ラドバノビッチ(ともにフランス)が棄権したため、不戦勝により輿石亜佑美(フリー)/ワン・ジアチー(中国)がジェニー・リム/ニーナ・ラドバノビッチ(ともにフランス)の優勝が決まった。

 大会は雨により進行が大幅に遅れ、月曜日に全日程を終了した。

 ワンと輿石は、今大会で初めてペアを組んでダブルスに出場。23歳の輿石がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、アンチサ・チャンタ(タイ)とのペアで臨んだ10月のホアヒン(W15/ハードコート)以来でキャリア3度目となる。

 今大会での輿石/ワンはアリナ・チャラエワ(ロシア)/ビクトリア・ヒメネス カシンツェバ(アンドラ)が棄権したため1回戦が不戦勝となったあと、準々決勝は第3シードのエラ・マクドナルド(イギリス)/ステファニー ユディト・フィッセル(オランダ)が第1セット途中で棄権したため勝ち上がり、準決勝ではサンドゥガシュ・ケンジバエワ(カザフスタン)/キアラ・スクール(アメリカ)を7-5 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 輿石はシングルスの予選に第3シードで出場していたが、最終ラウンドで第9シードのリムに2-6 3-6で敗れていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Ret.は途中棄権

日本人選手の試合結果

女子ダブルス決勝

○9輿石亜佑美/ワン・ジアチー(フリー/中国)不戦勝 ●4ジェニー・リム/ニーナ・ラドバノビッチ(フランス)

女子ダブルス準決勝

○9輿石亜佑美/ワン・ジアチー(フリー/中国)7-5 6-4 ●13サンドゥガシュ・ケンジバエワ/キアラ・スクール(カザフスタン/アメリカ)

女子ダブルス準々決勝

○9輿石亜佑美/ワン・ジアチー(フリー/中国)1-0 Ret. ●12エラ・マクドナルド/ステファニー ユディト・フィッセル(イギリス/オランダ)[3]

女子ダブルス1回戦

○9輿石亜佑美/ワン・ジアチー(フリー/中国)不戦勝 ●10アリナ・チャラエワ/ビクトリア・ヒメネス カシンツェバ(ロシア/アンドラ)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真提供◎輿石亜佑美

Pick up

Related

Ranking of articles