アルカラスが初のオリンピックで好スタート、ナダルとのダブルスでもシード撃破で初戦突破 [2024パリ五輪テニス競技]
世界的なスポーツの祭典「2024パリ五輪テニス競技」(フランス・パリ/7月27日~8月4日/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)がハディ・ハビブ(レバノン)を6-3 6-1で下して金メダル獲得に向けた挑戦をスタートした。
オリンピック初出場のアルカラスは直面した4度のブレークポイントをすべてセーブし、相手のサービスゲームを合計4度破って1時間10分で快勝した。アルカラスは6月にフレンチ・オープンで優勝しており、同地での連勝を「8」に伸ばした。
アルカラスは次のラウンドで、雨で延期となったタロン・グリークスプア(オランダ)とキャメロン・ノリー(イギリス)の勝者と対戦する。
この日は雨により屋根の付いたフィリップ・シャトリエ・コートとスザンヌ・ランラン・コート以外の試合は中止となったが、アルカラスは引き続きラファエル・ナダル(スペイン)とペアを組むダブルスで第6シードのマッシモ・ゴンサレス/アンドレス・モルテーニ(アルゼンチン)を7-6(4) 6-4で倒して初戦を突破した。
「アルゼンチンペアは一緒にプレーすることに慣れており、ダブルスで好成績をおさめているから非常に厳しい相手だとわかっていた。だから僕たちは非常に集中し、ベストを尽くさなければならなかった」とアルカラスはダブルス初戦を振り返った。
「最初はかなり緊張していたけど、試合が進むにつれて適切に対処することができるようになった。最終的には素晴らしいテニスができたし、その瞬間を本当に楽しむことができたよ」
写真◎Getty Images
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