パリ五輪欠場のラドゥカヌがメルテンスを倒して夏の北米ハードコートシーズンをスタート [WTAワシントンDC]

写真はエマ・ラドゥカヌ(イギリス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ムバダラ・シティDCオープン」(WTA500/アメリカ・ワシントンDC/7月29日~8月4日/賞金総額92万2573ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したエマ・ラドゥカヌ(イギリス)が第8シードのエリース・メルテンス(ベルギー)を6-2 3-6 6-4で倒し、USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)に向けた夏の北米ハードコートシーズンをスタートした。

 1-2から5ゲームを連取して第1セットを先取したラドゥカヌは第6ゲームでサービスダウンを喫して第2セットを取り返されたあと第3セットで2度先にリードしながらその都度追いつかれたが、5-4から相手のサービスゲームを破って2時間26分で競り勝った。

 グラスコートシーズンに好成績をおさめて約1年3ヵ月ぶりにトップ100復帰を果たしたラドゥカヌは、サーフェスの変更によるケガの懸念などを理由にパリ五輪には出場しなかった。

 2021年USオープン優勝者のラドゥカヌは次のラウンドで、ペイトン・スターンズ(アメリカ)とワイルドカードで出場した18歳のクレービー・グノエ(アメリカ)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合では第7シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)、キャロライン・ドラハイド(アメリカ)、ワン・ヤファン(中国)、ワイルドカードのロビン・モンゴメリー(アメリカ)、予選勝者のアマンダ・アニシモワ(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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