ラドゥカヌが前週に続くキャリア2度目の対トップ10勝利で2021年以来の16強入り [ウインブルドン]

写真は本戦デビューを飾った2021年以来の16強入りを決めたエマ・ラドゥカヌ(イギリス)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の女子シングルス2回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したエマ・ラドゥカヌ(イギリス)が第9シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-2 6-3で倒してベスト16進出を決めた。

 ピンチの場面で勝負強さを見せたラドゥカヌは試合を通して直面した7度のブレークポイントをすべてセーブし、各セットで相手のサービスゲームを2度ずつ破って1時間32分で勝利を決めた。

 ふたりはラドゥカヌがタイトルを獲得した2021年USオープンの準決勝で一度対決しており、そのときもラドゥカヌが6-1 6-4で勝っていた。グランドスラム大会で優勝した実績を持つラドゥカヌだが、対トップ10勝利はジェシカ・ペグラ(アメリカ)に4-6 7-6(6) 7-5で競り勝った前週のイーストボーン2回戦以来でキャリア2度目となる。

「もちろん凄くうれしい。本当にいい試合ができたと思う。正直に言うと、今日の試合で自分が発揮したレベルに一番満足しているの。次の試合を楽しみにしている」とラドゥカヌは試合後にコメントした。

「間違いなく素晴らしいことだわ。毎日練習を積んでもいつ報われるかわからない。普段のツアーで何度負けても落ち込まず、立ち直って努力し続けるのはとても難しいと思う。ここにきて結果を出すことができて本当によかった」

 同大会で本戦デビューを飾った2021年以来の16強入りを決めたラドゥカヌは次のラウンドで、ジュ・リン(中国)を7-6(4) 7-6(6)で破って勝ち上がった予選勝者のルル・スン(ニュージーランド)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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