ラッキールーザーのタウンゼントがオスタペンコを倒してシングルスでキャリア初のツアー8強入り「たまには幸運に恵まれないとね」 [WTAトロント]

写真はテイラー・タウンゼント(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ナショナルバンク・オープン」(WTA1000/カナダ・オンタリオ州トロント/8月6~12日/賞金総額321万1715ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、テイラー・タウンゼント(アメリカ)が第4シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-2 6-1で倒す番狂わせを演じた。

 2ブレーク差で第1セットを先取したタウンゼントは第2セットも4-0とリードを広げ、最後にもう一度相手のサービスゲームを破って1時間で快勝した。

 ダブルスのトップ10プレーヤーでツアー通算7勝を挙げているタウンゼントだが、ツアーレベルのシングルスで8強入りしたのは今回が初となる。

 予選から出場していたタウンゼントは最終ラウンドでエリカ・アンドレエワ(ロシア)に敗れたが、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)が欠場したためラッキールーザーで本戦入りが決まっていた。

「たまには幸運に恵まれないとね。ラッキールーザーでプレーするとわかった日は朝8時半にここに到着し、試合が午後5時以降だと知ったのよ」とタウンゼントは試合後にコメントした。

「とにかくやってみてどうなるかという感じのほうがうまくいっているような気がするわ。私は自分が取り組んでいることを信じているし、楽しんでいる。素晴らしい時間を過ごしているし、今はただこの波に乗っている」

 タウンゼントは次のラウンドで、第11シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)を7-5 7-5で破って勝ち上がった同胞で第8シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)、ディフェンディング・チャンピオンで第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)、第6シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)、第14シードのディアナ・シュナイダー(ロシア)、ペイトン・スターンズ(アメリカ)、アマンダ・アニシモワ(アメリカ)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 シード対決でシュナイダーが第1シードのココ・ガウフ(アメリカ)を6-4 6-1で退けキャリア初の対トップ10勝利を挙げたほか、第10シードのアンナ・カリンスカヤ(ロシア)と第12シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)はそれぞれ途中棄権で敗れた。

 準々決勝ではサバレンカがアニシモワと、ペグラがスターンズと、サムソノワはシュナイダーと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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