フェルナンデスが乱戦の末にルバキナを倒して3回戦へ「あまり美しい試合ではなかったけど…」 [シンシナティ・オープン]
WTAツアー公式戦「シンシナティ・オープン」(WTA1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月13~19日/賞金総額321万1715ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、レイラ・フェルナンデス(カナダ)が第4シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)を3-6 7-6(3) 6-4で倒す番狂わせを演じた。
上位8シードは1回戦がBYEで免除されており、ルバキナはこれが最終的に女王の座に就いたバーボラ・クレイチコバ(チェコ)に敗れたウインブルドン準決勝以来の試合だった。ルバキナはウインブルドン後に体調を崩し、パリ五輪欠場を余儀なくされていた。
3-3から3ゲームを連取されて第1セットを落としたフェルナンデスはタイブレークの末に第2セットを取り返し、第3セット第7ゲームでブレークに成功すると最初のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして2時間35分の乱戦に終止符を打った。
第2セット3-5から巻き返したルバキナは6-5からのサービスゲームで40-15としてマッチポイントを握ったが、2本連続でダブルフォールトを犯して結果的に流れを手放してしまった。
「2人とも見苦しい試合をしていたと思う。明らかに最高のテニスではなかった。お互いにサービスゲームがうまくいっておらず、アンフォーストエラーが多過ぎた。今日勝てたのはラッキーだっただけだわ」とフェルナンデスは試合を振り返った。
「それでも自分の戦いぶりを誇りに思う。あまり美しい試合ではなかったけどそれを受け入れ、多くのミスを犯してもその瞬間を楽しもうと心掛けた」
トップ5の選手から約3年ぶりの勝ち星を挙げたフェルナンデスは次のラウンドで、予選勝者のアシュリン・クルーガー(アメリカ)を7-5 6-0で破って勝ち上がったディアナ・シュナイダー(ロシア)と対戦する。
写真◎Getty Images
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