サバレンカがシフィオンテクをストレートで退け初の決勝進出「この勝利を心から望んでいた」 [シンシナティ・オープン]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「シンシナティ・オープン」(WTA1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月13~19日/賞金総額321万1715ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で第3シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)を6-3 6-3で下し、1月のオーストラリアン・オープン以来となる今季2勝目に王手をかけた。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したサバレンカは第2セットも5-1とリードを広げ、相手の抵抗を振りきり10度目のマッチポイントをものにして1時間47分で試合を締めくくった。

 シフィオンテクはセカンドサーブからのポイントを20%しか取れず、ブレークポイントに15回直面して5つを奪われてしまった。

 過去3戦全敗だった同大会の準決勝で初勝利を挙げたサバレンカは大会後に更新される世界ランクでココ・ガウフ(アメリカ)を抜いて2位に浮上することが確定し、USオープンに第2シードとして臨む権利を手にした。

「私は急ぎ過ぎなかった。自分自身をとても信頼していたし、ボールを必要以上に強く打とうとしなかった。とにかく引き離されないように踏み止まり、彼女(シフィオンテク)にできるだけプレッシャーをかけようと心掛けた。それと自分のサービスに集中していたわ」とサバレンカは試合を振り返った。

「特に相手が自分に対して8勝3敗でリードしていれば、『少しでも面白い試合にしなければ』という気持ちになる。観ている人たちが興味を持つためにも私は勝たなければならない。だからもちろんこの勝利を心から望んでいたの」

 サバレンカは今季5度目の決勝で、元世界ランク2位のパウラ・バドーサ(スペイン)を6-2 3-6 6-3で破って勝ち上がった第6シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。

 ダブルスは決勝が行われ、今大会で初めてペアを組んだ第3シードのエイジア・ムハメッド(アメリカ)/エリン・ロウトリフ(ニュージーランド)がレイラ・フェルナンデス(カナダ)/ユリア・プティンセバ(カザフスタン)を3-6 6-1 [10-4]で倒して栄冠に輝いた。


女子ダブルスで優勝を飾ったエイジア・ムハメッド(アメリカ/右)とエリン・ロウトリフ(ニュージーランド)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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