ズベレフとディミトロフがともにストレート勝利で2回戦を突破 [USオープン]

写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したアレクサンドル・ミュレー(フランス)を6-4 7-6(5) 6-1で退けベスト32に進出した。試合時間は2時間26分。

 同大会に2年連続10度目の出場となる27歳のズベレフは、無観客で開催された2020年の準優勝がこれまでの最高成績。第12シードで臨んだ昨年は、準々決勝でカルロス・アルカラス(スペイン)に3-6 2-6 4-6で敗れていた。

 準々決勝敗退に終わったパリ五輪のあとハードコートの前哨戦2大会でプレーしたズベレフは、シンシナティ(ATP1000)で4強入りするなど5勝2敗の戦績で今大会を迎えている。

 ズベレフは次のラウンドで、第29シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)との同胞対決を6-3 4-6 6-4 1-6 6-3で制して勝ち上がったトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)と対戦する。

 そのほかの試合では第9シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、第20シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)、第28シードのアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)、第32シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)、タロン・グリークスプア(オランダ)、ブランドン・ナカシマ(アメリカ)が3回戦に駒を進めた。

 第21シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)はグリークスプアに1-6 0-2とリードされた時点で棄権したため、2回戦で姿を消した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

大会3日目◎8月28日|主な試合結果

男子シングルス2回戦

○82ブランドン・ナカシマ(アメリカ)6-4 6-4 6-2 ●83アルトゥール・カゾー(フランス)

○92トマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)6-3 4-6 6-4 1-6 6-3 ●89フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)[29]

○96アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[4] 6-4 7-6(5) 6-1 ●93アレクサンドル・ミュレー(フランス)[WC]

○104イリ・ラフェチュカ(チェコ)[32] 6-7(5) 0-6 6-4 6-4 7-5 ●102ミッチェル・クルーガー(アメリカ)[Q]

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○108タロン・グリークスプア(オランダ)6-1 2-0 Ret. ●105セバスチャン・バエス(アルゼンチン)[21]

○112グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)[9] 6-1 6-1 7-6(4) ●109リンキー・ヒジカタ(オーストラリア)

○120フランシス・ティアフォー(アメリカ)[20] 6-4 6-1 1-0 Ret. ●117アレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン)

○121アレクセイ・ポプリン(オーストラリア)[28] 6-2 6-4 6-0 ●123ペドロ・マルチネス(スペイン)

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写真◎Getty Images

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