シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」（アメリカ・ニューヨーク／本戦8月26日～9月8日／ハードコート）の女子シングルス2回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク（ポーランド）が予選から勝ち上がってきた日本の柴原瑛菜（橋本総業ホールディングス）を6-0 6-1で下してベスト32に進出した。試合時間は1時間5分。

　同大会に6年連続出場となる23歳のシフィオンテクは、2022年にタイトルを獲得。ディフェンディング・チャンピオンとして第1シードで臨んだ昨年は、4回戦でエレナ・オスタペンコ（ラトビア）に6-3 3-6 1-6で逆転負けを喫していた。

　クレーコートのパリ五輪で銅メダルを獲得したあと2週間前のシンシナティ（WTA1000）で4強入りしたシフィオンテクは、ハードコートで4試合（3勝1敗）をこなして今大会を迎えている。

　シフィオンテクは次のラウンドで、第25シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ（ロシア）とエリザベッタ・コッチャレット（イタリア）の勝者と対戦する。

　そのほかの試合では第5シードのジャスミン・パオリーニ（イタリア）、第15シードのアンナ・カリンスカヤ（ロシア）、第18シードのディアナ・シュナイダー（ロシア）、第30シードのユリア・プティンセバ（カザフスタン）、アシュリン・クルーガー（アメリカ）、ジェシカ・ボウサス マネイロ（スペイン）、サラ・エラーニ（イタリア）が3回戦に駒を進めた。

　第21シードのミルラ・アンドレエワ（ロシア）がクルーガーに1-6 4-6で、第31シードのケイティ・ブルター（イギリス）はボウサス マネイロに5-7 5-7で敗れ、それぞれ2回戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

大会4日目◎8月29日｜主な試合結果

女子シングルス2回戦

○1イガ・シフィオンテク（ポーランド）[1] 6-0 6-1 ●4柴原瑛菜（日本／橋本総業ホールディングス）[Q]

○12アシュリン・クルーガー（アメリカ）6-1 6-4 ●9ミルラ・アンドレエワ（ロシア）[21]

○20サラ・エラーニ（イタリア）7-5 7-5 ●18キャロライン・ドラハイド（アメリカ）

○24ディアナ・シュナイダー（ロシア）[18] 6-4 6-4 ●22クララ・タウソン（デンマーク）

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○27ジェシカ・ボウサス マネイロ（スペイン）7-5 7-5 ●25ケイティ・ブルター（イギリス）[31]

○48アンナ・カリンスカヤ（ロシア）[15] 6-2 6-4 ●45アンナ・ボンダール（ハンガリー）

○57ユリア・プティンセバ（カザフスタン）[30] 6-1 7-6(4) ●59ワン・シンユー（中国）

○64ジャスミン・パオリーニ（イタリア）[5] 0-0 Ret. ●62カロリーナ・プリスコバ（チェコ）