3度目の対決でルードから初勝利を挙げた地元アメリカのフリッツが2年連続ベスト8進出 [USオープン]

写真はテイラー・フリッツ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第12シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)が第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)を3-6 6-4 6-3 6-2で退けベスト8に進出した。試合時間は2時間43分。

 同大会に11年連続出場(2014~15年の予選敗退を含む)の出場となる26歳のフリッツは初めて3回戦を突破した昨年の大会で準々決勝に進出し、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に1-6 4-6 4-6で敗れていた。

 パリ五輪で3回戦敗退に終わったあとUSオープンシリーズ2大会でプレーしたフリッツは、シンシナティ(ATP1000/ハードコート)で初戦敗退を喫するなど1勝2敗の戦績で今大会を迎えている。

 ふたりはこれが3度目の対決だったが、ルードは初黒星を喫した。今シーズンは6月にフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の4回戦で顔を合わせ、ルードが7-6(6) 3-6 6-4 6-2で勝っていた。

 今大会でのフリッツは1回戦でカミーロ・ウーゴ カラベリ(アルゼンチン)を7-5 6-1 6-で、2回戦でマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を6-3 7-6(1) 6-1で、3回戦ではフランシスコ・コメサーニャ(アルゼンチン)を6-3 6-4 6-2で破って16強入りを決めていた。

 フリッツは準々決勝で、第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)とブランドン・ナカシマ(アメリカ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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