ナカシマを倒してツアーレベルのマッチ450勝目を挙げたズベレフが準々決勝へ [USオープン]
シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がブランドン・ナカシマ(アメリカ)を3-6 6-1 6-2 6-2で退けベスト8に進出した。試合時間は2時間36分。
同大会に2年連続10度目の出場となる27歳のズベレフは、無観客で開催された2020年の準優勝がこれまでの最高成績。第12シードで臨んだ昨年は、準々決勝でカルロス・アルカラス(スペイン)に3-6 2-6 4-6で敗れていた。
準々決勝敗退に終わったパリ五輪のあとハードコートの前哨戦2大会でプレーしたズベレフは、シンシナティ(ATP1000)で4強入りするなど5勝2敗の戦績で今大会を迎えている。
この結果でズベレフは、ナカシマとの対戦成績を3勝0敗とした。全米では2020年大会の2回戦で顔を合わせ、ズベレフが7-5 6-7(8) 6-3 6-1で勝っていた。
今大会でのズベレフは1回戦で同胞のマクシミリアン・マルテレル(ドイツ)を6-2 6-7(5) 6-3 6-2で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のアレクサンドル・ミュレー(フランス)を6-4 7-6(5) 6-1で、3回戦ではトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)を5-7 7-5 6-1 6-3で破って16強入りを決めていた。
ツアーレベルのマッチ450勝目を挙げたズベレフは次のラウンドで、第12シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)と対戦する。フリッツは4回戦で、第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)を3-6 6-4 6-3 6-2で下して勝ち上がった。
写真◎Getty Images
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