ディミトロフがルブレフの抵抗を振りきりベスト8に進出「とにかく我慢しなければならなかった」 [USオープン]

写真はトップ10対決を制して8強入りを決めたグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第9シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が第6シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を6-3 7-6(3) 1-6 3-6 6-3で振りきりベスト8進出を決めた。

 2セットアップとリードしたディミトロフはルブレフの抵抗を受けて続く2セットを取り返されたが、第5セット第4ゲームでブレークしたリードを最後まで守りきって3時間39分で試合を締めくくった。

 ルブレフは相手よりもウィナーが多く(47対41)アンフォーストエラーも少なかった(59対67)が、プレッシャーのかかる場面でレベルを引き上げたディミトロフが勝利を掴んだ。

「最初の2セットはかなりいいプレーができたと思う。でもどういう訳か身体がリズムを失い始め、彼(ルブレフ)は試合を諦めようとはしなかった。彼がどんな選手かはご存じの通りだ」とディミトロフは試合後のオンコートインタビューで語った。

「とにかく我慢しなければならなかった。今日の僕を助けてくれたのは、自分の経験と観客だったと思う」

 ツアーレベルのマッチ450勝目を挙げたディミトロフは次のラウンドで、第28シードのアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)を6-4 7-6(3) 2-6 6-3で破って勝ち上がった第20シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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