ムチョバがフレンチ・オープン準優勝経験者同士の4回戦でパオリーニにストレート勝利 [USオープン]

写真はカロリーナ・ムチョバ(チェコ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、カロリーナ・ムチョバ(チェコ)が第5シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)を6-3 6-3で下してベスト8に進出した。試合時間は1時間9分。

 同大会に7年連続8度目(2016年の予選敗退を含む)の出場となる28歳のムチョバは、昨年の大会で自己最高のベスト4をマーク。ムチョバは準決勝でココ・ガウフ(アメリカ)に4-6 5-7で敗れたあと世界ランク自己最高8位に浮上しWTAファイナルズの出場権も獲得したが、結果的にそこから手首のケガにより約9ヵ月の戦線離脱を余儀なくされた。

 今シーズンのムチョバは2月に手術を受けて6月に復帰し、パリ五輪を含め7勝4敗の戦績で大会を迎えている。

 ともにフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で準優勝した実績を持つふたりは、今回が初顔合わせ。今シーズンに飛躍を遂げてトップ10入りを果たしたパオリーニはウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)でも決勝に進出しており、2024年のグランドスラム大会で18勝4敗の好成績をおさめた。

 今大会でのムチョバは1回戦でケイティ・ボリネッツ(アメリカ)を6-3 7-5で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した元世界ナンバーワンの大坂なおみ(フリー)を6-3 7-6(5)で、3回戦ではアナスタシア・ポタポワ(ロシア)を6-4 6-2で破って16強入りを決めていた。

 ムチョバは準々決勝で、第22シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)と元世界1位のカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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