ロラン・ギャロス準優勝者ムチョバがシルステアを退けキャリア3度目のグランドスラム4強入り [USオープン]

写真はカロリーナ・ムチョバ(チェコ)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月28日~9月10日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第10シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)が第30シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)を6-0 6-3で退けベスト4に進出した。試合時間は1時間37分。

 四大大会でムチョバが同ラウンドを突破したのは、決勝まで勝ち進んだ6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来でキャリア3度目(2敗)となる。

 全米に6年連続7度目の出場となる27歳のムチョバは、2020年のベスト16がこれまでの最高成績だった。ノーシードで臨んだ昨年は、1回戦でアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)に3-6 6-7(5)で敗れていた。

 ケガで一時200位以下に落としていたムチョバは今季前半にトップ100に復帰すると6月のロラン・ギャロスでグランドスラム自己最高の準優勝を飾り、前哨戦のシンシナティ(WTA1000/ハードコート)では決勝でココ・ガウフ(アメリカ)に敗れはしたがトップ10デビューを果たした。

 この結果でムチョバは、シルステアとの対戦成績を4勝1敗とした。今季はここまで3度対決し、直近のモントリオール(WTA1000/ハードコート)の2回戦ではムチョバが7-5 6-4で勝っていた。

 今大会でのムチョバは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のストーム・ハンター(オーストラリア)を6-4 6-0で、2回戦でマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)を6-3 6-3で、3回戦でテイラー・タウンゼント(アメリカ)を7-6(0) 6-3で、4回戦ではワン・シンユー(中国)を6-3 5-7 6-1で破って8強入りを決めていた。

 ムチョバは次のラウンドで、第6シードのガウフと対戦する。ガウフは準々決勝で、第20シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-0 6-2で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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