母国の英雄マレーのあとを引き継ぐ22歳ドレイパーがグランドスラム大会で初のベスト8進出「途轍もなく大きな意味がある」 [USオープン]

写真は初のグランドスラム8強入りを決めたジャック・ドレイパー(イギリス)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で第25シードのジャック・ドレイパー(イギリス)がトマーシュ・マハーチュ(チェコ)を6-3 6-1 6-2で退け、四大大会で初のベスト8進出を果たした。

 試合を通して11本のサービスエースを決めたドレイパーは直面した6度のブレークポイントをすべてセーブし、相手のサービスゲームを合計6度破って1時間42分で圧勝した。

「過去数回の対戦(ツアー下部大会を含め0勝3敗)は本当に厳しい戦いだった。今日はなかなかいいレベルでプレーできたと思う。彼(マハーチュ)は恐らく最高の調子じゃなかったけど、僕は強くあり続けなければならなかった」とドレイパーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「ここルイ・アームストロング・スタジアムでプレーできてアメージングだった。昨年はこのラウンドで負けたけど、今年はまた戻ってきて先に進めたからうれしいよ」

 同大会の同種目でイギリス人選手が8強入りしたのは、2012年大会チャンピオンでもあるアンディ・マレー(イギリス)以来で8年ぶりとなる。

 試合後に母国イギリスのメディアに取材を受けたドレイパーは、「ベスト8に残れて最高の気分だ。初めての準々決勝進出は僕にとって途轍もなく大きな意味がある。どんどん自信が持てるようになってきたよ」と話した。

 ドレイパーは次のラウンドで、ジョーダン・トンプソン(オーストラリア)との同胞対決を6-0 3-6 6-3 7-5で制して勝ち上がった第10シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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