ペグラの連勝を止めたサバレンカが大会初優勝でオーストラリアン・オープン以来の今季2勝目「これ以上は望めない」 [シンシナティ・オープン]

写真は大会初優勝を飾ったアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「シンシナティ・オープン」(WTA1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月13~19日/賞金総額321万1715ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第3シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第6シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-3 7-5で倒して大会初優勝を飾った。

 26歳のサバレンカがツアーレベルの同種目でタイトルを獲得したのは、1月のオーストラリアン・オープン以来で通算15回目(準優勝14回)となる。

 第4ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したサバレンカは第2セット5-4からサービスダウンを喫したが、続く2ゲームを連取して1時間15分で勝利を決めた。

 肩のケガでウインブルドンを欠場したサバレンカは3週間前のワシントンDCで復帰したあと前週のトロントでもプレーし、4勝2敗の戦績で今大会を迎えていた。

 決勝に進出した時点でココ・ガウフ(アメリカ)を抜いて世界ランク2位に浮上することが確定していたサバレンカは、来週の月曜日に開幕するUSオープンに第2シードとして迎える予定になっている。

「これ以上は望めない。本当に素晴らしい1日だった。決勝でのレベルに凄く満足しているし、このタイトルを獲ることができた。USオープンに向けて本当に重要なことだわ」とサバレンカは試合後にコメントした。

「チームに感謝したい。私たちは多くの困難を乗り越えてきたけど、自分たちが向上するための努力を決して止めなかった。皆が側にいてくれて本当に幸せよ」

 ペグラは前週のトロントで2連覇を果たした勢いに乗って決勝まで勝ち進んできたが、連勝は「9」でストップした。

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写真◎Getty Images

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