メンタル的に持ち堪えたサバレンカがナバーロをストレートで退け大会初優勝に王手 [USオープン]

写真は2年連続の決勝進出で大会初優勝に王手をかけたアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第13シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)を6-3 7-6(2)で振りきり大会初優勝に王手をかけた。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したサバレンカは第2セット5-4からブレークバックを許したが、もつれ込んだタイブレークで0-2から最後の7ポイントを連取して1時間30分で勝利を決めた。

「試合でのマインドセットについて本当に一生懸命取り組んできた。重要な瞬間に冷静さを保つことに関しては大きく進歩したと思う」とサバレンカは試合後の記者会見で語った。

「例えうまくいかなくても正しいことを続け、自分を制御することができている。感情をコントロールできるところまで辿り着けたことを本当に誇りに思う」

 第2セット終盤にナバーロの抵抗を受けたとき、サバレンカは昨年の決勝で熱狂的な応援を受けたココ・ガウフ(アメリカ)に6-2 3-6 2-6で逆転負けを喫したことが頭をよぎったと明かした。

「(観客の応援で負けてしまうのは)彼らのことを気にして自分を見失ったときだけよ。私は経験から学び、自分の感情をコントロールして2セットで試合を終えることができて本当に満足している」

 サバレンカは2年連続となる決勝で、カロリーナ・ムチョバ(チェコ)を1-6 6-4 6-2で破って勝ち上がった第6シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles