アザレンカが肩のケガで2回戦を途中棄権、ラヒモワはトップ20の選手から初勝利でマッチ7連勝 [グアダラハラ・オープン]

写真は第2セット第3ゲーム終了後のチェンジエンドでトレーナーと話すビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「グアダラハラ・オープン・アクロン」(WTA500/メキシコ・ハリスコ州グアダラハラ/9月9~15日/賞金総額92万2573ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第3シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が2-6 0-3とリードされた時点で肩のケガを理由に棄権したため、カミラ・ラヒモワ(ロシア)のベスト8進出が決まった。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、アザレンカはこの試合が初戦だった。序盤から右肩を気にする素振りを見せていたアザレンカは、第1セットを落とした際にラケットを叩きつけて怒りを露わにした。

 第2セット第1ゲームでサービスダウンを喫したアザレンカはメディカルタイムアウトを取って治療を受けてからプレーを続けたが、第4ゲーム開始前にリタイアしたため1時間3分で試合が終了した。

 前週に同地で開催されたWTA125Kシリーズの大会でタイトルを獲得していた23歳のラヒモワはトップ20の選手から初勝利を挙げ、連勝を「7」に伸ばした。

「ビカ(アザレンカ)には同情するわ。彼女は素晴らしい選手だから」とラヒモワは試合後のオンコートインタビューで語った。

 シードダウンを演じたラヒモワは次のラウンドで、第7シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を7-6(5) 6-7(2) 7-5で破って勝ち上がったカミラ・オソリオ(コロンビア)と対戦する。

 クデルメトワは第3セットで5-0とリードしたが、粘るオソリオを前にミスを連発してマッチポイントを握ることなく最後の7ゲームを連取された。

 そのほかの試合ではマルチナ・トレビザン(イタリア)がレナタ・サラスア(メキシコ)を6-4 6-3で下し、予選勝者のオリビア・ガデツキ(オーストラリア)は第2シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)を6-3 6-3で倒す番狂わせを演じ、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

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写真◎Getty Images

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