ガルシアが柴原瑛菜に競り勝ち8強入り、トップシードのオスタペンコは初戦敗退 [グアダラハラ・オープン]

写真はカロリーヌ・ガルシア(フランス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「グアダラハラ・オープン・アクロン」(WTA500/メキシコ・ハリスコ州グアダラハラ/9月9~15日/賞金総額92万2573ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第4シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)が予選勝者の柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)に7-6(3) 7-6(5)で競り勝ちベスト8に進出した。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ガルシアはこの試合が初戦だった。5-4からブレークバックを許したガルシアはもつれ込んだタイブレークを制して第1セットを先取し、すべてサービスキープで進んだ第2セットのタイブレークで迎えた2度目のマッチポイントをものにして1時間50分で勝利を決めた。

「ここ数週間は簡単ではなかったし、緯度が低いグアダラハラでのプレーはいつも難しいから2セットで勝って準々決勝に進出することができて凄くうれしい」とシングルスで3大会ぶりの勝ち星を挙げたガルシアは試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼女(柴原)はシングルスでいいプレーをするようになってきている。USオープンでも予選を勝ち上がっているしね。調子もいいし、シングルスとダブルスの両方で才能があると思う。彼女が素晴らしいプレーをしているのはいいことだわ」

 ガルシアは次のラウンドで、予選勝者のルクレツィア・ステファニーニ(イタリア)を6-2 6-1で破って勝ち上がった第6シードのマリー・ブーズコバ(チェコ)と対戦する。

 そのほかの試合では第5シードのマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)がレナタ・サラスア(メキシコ)に3-6 6-3 6-1で逆転勝利をおさめ、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したマリーナ・スタクシッチ(カナダ)は第1シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-3 5-7 7-6(0)で倒す番狂わせを演じ、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles