36歳シグムンドがオープン化以降4番目に長い4時間9分の死闘を制してベスト8進出一番乗り「体力的に厳しかったから本当に大変だった」 [タイ・オープン2]

写真はUSオープンでのラウラ・シグムンド(ドイツ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「タイ・オープン2」(WTA250/タイ・ホアヒン/9月16~22日/賞金総額26万7082ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、36歳のラウラ・シグムンド(ドイツ)が第5シードのワン・シユ(中国)に7-6(3) 4-6 7-6(1)で競り勝ちベスト8進出を決めた。

 競り合いとなった第1セットをタイブレークの末に先取したシグムンドはワンブレーク差で第2セットを取り返され、第3セット5-3から巻き返されながらもふたたびもつれ込んだタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして死闘に終止符を打った。

 この日は雨により、シングルスで完了したのはこの試合のみだった。試合時間4時間9分は、女子ツアー最長試合でオープン化以降4番目の記録となる。

 女子ツアーの試合で4時間を超えたのは、2011年オーストラリアン・オープン4回戦でフランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)がスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)を6-4 1-6 16-14(オープン化以降2位:4時間44分)で破って以来となる。

「まず第一に、体力的に厳しかったから本当に大変だった。第1セットはそれほどでもなかったけど、第2セットと第3セットは本当に暑くなって長いラリーもあった」とシグムンドは試合を振り返った。

「彼女(ワン)は素晴らしい若手選手だわ。彼女はラリーを長引かせて厳しい戦いに持ち込んできた。ときどきペースを落とすから、私のほうがエネルギーを出してアグレッシブにプレーする必要があった。でも全体的には自分がよく耐え抜くができて凄く満足している」

 シグムンドは次のラウンドで、第3シードのワン・シンユー(中国)とレベッカ・マサロバ(スペイン)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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