アダッド マイアがカサキナに逆転勝利で今季のシングルス初優勝「今はとても競争力があると感じている」 [韓国オープン]

写真はムバダラ・アブダビ・オープンでのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ハナ銀行韓国オープン」(WTA500/韓国・ソウル/9月16~22日/賞金総額92万2573ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第3シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)が第1シードのダリア・カサキナ(ロシア)に1-6 6-4 6-1で逆転勝利をおさめてチャンピオンに輝いた。

 28歳のアダッド マイアがWTAツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、昨年10月のWTAエリート・トロフィー(中国・珠海/ハードコート)以来でキャリア4度目(準優勝3回)となる。同大会では2017年大会でも決勝に進出したが、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)に7-6(5) 1-6 4-6で敗れていた。

 1-1から2度連続で相手のサービスゲームを破って第1セットを先取したカサキナは第2セットも3-1とリードしたが、そこから巻き返してセットオールに追いついたアダッド マイアが第3セット1-1から最後の5ゲームを連取して1時間50分で勝利を決めた。

「自分のプレーぶりに満足している。立ち上がりはミスが多かったと思うし、ダリアのほうがいいプレーをしていた。でも今週はいいプレーができていたし、テニスではあっという間にすべてが変わるとわかっていた」とアダッド マイアは試合を振り返った。

「第2セット後半からいいプレーができるようになり、本来のテニスができるようになって望んでいたように試合を終えることができた」

 8月のクリーブランドで準優勝を飾ったあとUSオープンで8強入りしたアダッド マイアは、ここ3大会での戦績を12勝2敗とした。

「ここ数週間、ここ数ヵ月に凄く一生懸命練習を積んできた。おかげで体力がついてきたし、今はとても競争力があると感じている。調子がよく、(WTA1000の北京大会が開催される)来週に向けて準備ができている」とアダッド マイアは手応えを口にした。

「一生懸命に練習しているし、とてもいいことをしていると感じている。シーズンの終わりにどうなっているか楽しみだわ」

 先に行われたダブルス決勝では、ニコール・メリカ マルチネス(アメリカ)/リュドミラ・サムソノワ(ロシア)が第3シードの加藤未唯(ザイマックスグループ)/ジャン・シューアイ(中国)を6-1 6-0で退け初めてペアを組んだ大会で優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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