アルカラスがビッグサーバーのエムペシ ペリカールを退け2回戦へ「プランはとにかくできるだけ多くリターンを返すことだった」 [チャイナ・オープン]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「チャイナ・オープン」(ATP500/中国・北京/9月26日~10月2日/賞金総額389万1650ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)がジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)を6-4 6-4で下してアジアでの連戦をスタートした。

 オープニングゲームで相手のサービスゲームを破ったアルカラスは5-4から0-40のピンチを凌いでキープして第1セットを先取し、第2セット第1ゲームでブレークしたリードを最後まで守りきって1時間21分で試合を締めくくった。

「プランはとにかくできるだけ多くリターンを返すことだった。正直に言って簡単じゃなかった。彼(エムペシ ペリカール)のサービスはほとんどが時速230~240kmだったからね。第2セットでは時速210~215kmくらいだったかな。だから彼と対戦するのは大変だった」とアルカラスは試合を振り返った。

「オープニングゲームでかなりうまくリターンを返し、ベースラインからいいプレーができた。第2セット第1ゲームでは彼がダブルフォールトを3本犯したおかげでブレークできた。そのあとは次のゲームに集中しなければならなかったけど、うまくできて本当によかったよ」

 アルカラスは次のラウンドで、前日にミオミル・キツマノビッチ(セルビア)を6-7(3) 6-4 6-3で破って勝ち上がったタロン・グリークスプア(オランダ)と対戦する。

 この日プレーしたアルカラス以外のシード勢は第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)、第4シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)、第6シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)、第7シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)が揃って2回戦に駒を進めた

 そのほかの試合ではフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)、予選勝者のロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のロマン・サフィウリン(ロシア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したブ・ユンチャオケテ(中国)が初戦を突破した。

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写真◎Getty Images

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